令和6年度 九州ブロック商工会議所青年部連合会スローガン

ONE KYUSHU

~希望あふれる未来へ 65の輝き~

会長所信


令和6年1月1日に能登半島地震が発生し甚大な被害がありました。被災された皆さまに対して、心よりお見舞い申し上げますと共に1日でも早く安全・安心が確保され平穏な日常を取り戻せるようお祈りいたします。私達の仲間も被災し大きな苦しみの中でも光を探し、前を向き地域が少しでも元気になるように戦っていると報告を受けております。九州ブロック商工会議所青年部連合会としても出来る支援を全力でさせていただきます。九州のチカラを合わせて被災された地域の皆様に届け続けていきましょう。
私達の活動に於いては、令和2年に始まった新型コロナウィルスのパンデミックにより全人類を巻き込んだ正に未曾有の事態となり、行動制限や経済活動の制限、信頼する仲間とのいつも通りができない日常など、多くの犠牲を払いました。我々は、今までの当たり前だった事柄と今から必要なものの選択を迫られ続けた日常を経験してまいりました。

しかしながら、令和5年5月8日からコロナウィルスは5類感染症となり、観光、飲食を代表とした、コロナ禍で多くの苦しい選択をせまられた業界もコロナ前の活気を徐々にですが取り戻しつつあると感じています。苦しい日常の中でもどうにか経済を活性化できないかと必死にもがき、今からのための今を積み上げてきた我々が、光の見え始めた時代へ強き一歩を進める為には、地に根をはり戦っている今を大切にし、日々地味で地道な一歩を積み上げ、仲間と語り、未来を描き、次代へ紡ぐ希望あふれる未来への行動を起こしていくことが大切になります。
九州ブロック商工会議所青年部連合会として、私達の本懐である手の届く距離での交流と目を合わせながら言葉を交わす研鑽、そこで生まれる連帯を太い絆にし、自社の地域経済の健全な発展を期すと同時に、経営者としての能力を最大化する為の研修会等を積極的に取り入れ、自己啓発をすると共に行政との連携を更に深めながらも他国へも目を向け、行動の場を広げていく活動も行なってまいります。

「希望あふれる未来へ 65 の輝き」

私たち九州ブロック商工会議所青年部連合会は、コロナ禍でもそうであったように困難な時でも、いつ如何なる時でも、希望溢れる未来への歩みを止めず、強く撓やかに挑戦し続けなければなりません。責任世代の我々が、強い個であり、強いチームであり、成長し続ける地域社会の実現に向け、先導者としての自覚を持つことが重要だと考えます。明るく笑顔にあふれた日々を重ね、自企業、大切な職員、愛する家族含め、手の届く距離にいる大切な人が笑顔で幸せである事を願い、次代を生きる子ども達が光輝く未来を作っていける土台を作ることが、今の時代を青年として生きる私達の責任であると思います。時代の変化に順応しながら、今までを繋ぎ紡いできた先輩達から、「九州はひとつ」という素晴らしい言葉を私達は受け取り、継承してきました。その言葉を体現すべく九州ブロック商工会議所青年部連合会に所属している単会が連合会として、ビジネスや事業、ブロック大会で連帯の証を示し、災害時など困っている時でも各単会が協力し合い、連携し、より強い連合会を構築し、全力をかけて希望溢れる未来を創るために挑んで参ります。また、今年度は日本商工会議所青年部第 44 回全国大会が福岡県連主管、久留米YEGが開催地となります。「九州はひとつ!ONE KYUSHU!」をスローガンに九州ブロックメンバーが一丸となって応援し、大勢での参加を目指します。連合会として、単会・県連の為に何ができ、何を求められ、何をしていくべきかを考え、行動に起こし、九州ブロック商工会議所青年部連合会加盟単会 65 単会が地元に合った、それぞれ違う素敵な色で輝きながら成長し、自社、地域の発展に繋げ、その発展を継続できるよう取り組んで参ります。

令和6年度 九州ブロック商工会議所青年部連合会
会長 福田 哲史

運営方針

(1)定時総会・役員会議の開催

第31回定時総会5月18日(土)、第32回定時総会10月11日(金)の開催及び役員会議を随時開催する。
また、必要に応じて電子会議室での役員会を開催します。

(2)会長会議の実施(鹿児島県鹿児島市)

春会議5月18日(土)、秋会議10月11日(金)の会長会議を開催します。

(3)日本商工会議所青年部 第44回九州ブロック大会の開催

九州ブロック大会鹿児島大会10月11日(金)~10月13日(日)を主催し、各県連・単会へ参加を要請します。

(4)九州スクラム絆委員会及び事業の実施

委員会を九州ブロック内各地にて開催。委員長は九青連理事として、事業計画を役員会へ上程し、協議、審議を経て、事業を実施します。

(5)ビジネス交流活動

IT化、DX化などデジタル技術の進化により、ビジネス環境に変革が起きています。その技術を活用し、仕事の生産性向上を図ることは、人口減少が進む今を生きぬく必要な取り組みであります。新しい技術に対する学びの場を作り、経営能力向上を図ります。一方、ビジネスの根底はやはり人と人の出会いや交流から始まると考えます。YEG同士の交流と研鑽を図るためにビジネス交流の機会を創出します。

(6)ビジョン活動

「九州ブロック商工会議所青年部連合会ビジョン(2024~2028)」の周知拡大と検証に努めます。会長会議などでビジョンに関しての意見交換の場を創出します。

(7)研修

経営者能力の向上の為に能力向上の為の研修会の開催や大学との連携を深め、これかの人材の確保や新たなビジネスの種を発見できる機会を創出します。

(8)災害支援活動

令和3年度に構築された九州ブロック災害支援マニュアルを運用し、的確かつ迅速な対応に努めます。また、有事に備えるリスクマネジメントを啓蒙すること、災害支援金のガイドライン策定にも取り組みます。

(9)ネットワーク活動

各単会との連携を強化し、九州ブロック内の絆を深めていくことは今後の九青連活動の大きな支えとなります。各単会との意見交換会の実施や単会の抱える成長課題に対し、役に立つ情報の提供などの組織活性化の一助となる活動を行って参ります。 また単会同士が友好関係を結べるような単会同士の交流の場をブロック大会時に作ります。

(10)政策提言活動

令和3年度より連携協議会を設置し、九州経済産業局と沖縄総合事務局へ九州ブロックの会員企業の声を届けることができるようになりました。社会変革によって変わり続けるビジネス環境に対して、中小企業が必要とする支援策は大企業とは異なることが予測されます。YEG、つまりは中小企業の今現在の声を届けることが地域経済の持続的な成長を生むための政策作りに必要な活動であると考えます。九州の今、そして未来へ繋がる活動として、九州経済産業局と沖縄総合事務局との更なる連携強化を図ります。

(11)広報活動

コロナ禍も治まり、各単会が以前のように活発的に事業を実施し始めています。オンラインなどを活用し、さらに進化を遂げた形で事業を作り込まれて行っております。このような情報の収集と発信を広く素早く行う仕組みを構築して、単会活動を後押ししていきます。その積み重ねによって九青連への信頼が高まり、各単会の様々な気づきのキッカケになると信じています。

(12)海外視察活動

九青連としては初めて海外へ目を向けた活動を実施いたします。単会単位ではハードルの高くなる海外事業を九青連として実施することで行きやすい環境を作り、他国を知ることで自国をしることにも繋がり、より自分たちの立ち位置が明確になると感じています。まずは九州から行きやすい国を選定し、今後の九青連メンバーの海外ビジネス活動へ役立つ事業を創出します。

(13)日本YEG等各事業の情報提供及び参加要請

全国会長会議 東京開催 令和6年4月26日(金)
第41回全国会長研修会「郡山会議」 令和6年11月13日(水)~16日(土)
第43回全国大会「久留米大会」 令和7年2月12日(水)~16日(日)

(14)青年部設置の推進と九青連及び日本YEGへの加入促進

青年部未設置商工会議所に対する設置を要請します。また、未加入単会へは加入を促進します。

(15)各単会や県連、日本YEGで開催のビジネス交流会等の後援及び参加促進

(16)その他

① 日本YEG、各県連、各単会の活動に対する支援
② 会員の事業発展と各地域振興に関する情報資料の収集及び提供
③ ペーパーレス会議への取り組み
④ 役員会と委員会出欠報告書の作成
⑤ その他

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